タイムリミット

夢を叶えるために広島から上京してきた。
初めて親に反抗して、初めて自分でやりたいことを見つけて…夢と希望を持って東京に来た。
仕事はなかなか慣れなかったし、ヘマばかりしてきたが今ではさすがに板についてきた。
二年間、色々あった。学校に行ったが仕事がきつくて、事実上一年…もっと短いが、出席日数の話だ。
結局何をしに来たんだろうかと、ずっと悩んでた。
周りの奨学生以外の人達がすごく羨ましかった。
自分にお金があればもう少しマシなのに、もっと勉強したいのに。ずっとそんなことばかり考えてた。
仕事がきついのを理由に何もしてこなかった自分。自分を正当化しないとやってられないほど、自分を追い詰めていた。

失った時間は戻って来ない

愚痴を言いたくても誰にも相談できなかった。相談しても答えてくれない。
まあ、自分の恐ろしいまでの口下手が災いしているのだが。
新聞配達という仕事柄、なかなか理解してもらえない。

別に新聞配達が嫌と言うわけではない…というのは嘘で確かに嫌ではあるが嫌悪感を抱くほどではない。
新聞配達をしなければ出会えなかったであろう人達。
新聞配達という仕事、さらに東京という場所。
全てが良かった。今の店に配属されて本当に良かったと思っている。

本当に色々あった。

まだまだ書き足りないが時間がない。明日は配達だ。
実家に帰った時にじっくり書きたい。

中途半端に終わるのは残念ながらいつものこと。



東京を出るまで後１９日。寂しい…。